2017/08/03

アメリカのアマチュア無線に電話級新設

ARRL Board Explores Entry-Level License Options, Ways to Face Future Challenges・・・ARRL

現在、どこの国でも若手をアマチュア無線に取り込むのが喫緊の課題(センス皆無の日本語ですな)、のようで、寄ると触るとユースユースばかりです。

これ、

Meeting July 21-22 in Farmington, Connecticut, the ARRL Board of Directors took steps to chart a firmer future for Amateur Radio by enhancing the value of the entry-level license and by providing ongoing support for new licensees.

 で?

The committee suggested expanded digital access on 80, 40, and 15 meters, where Technicians already have CW access, as well as the addition of Technician phone privileges on those bands.

あれ?テクニシャン級ってフォーン出られないんだっけ?、とバンドプラン見ますと、





たしかに。

JAにおいて、ズルというか特例的というか、国際的になんとか許されっぽい7メガ以下または21メガ以上の電話だけ出られる電話級を開設、、、まあわたしもそれから始めたんですが、、 これが日本のアマチュア無線の隆盛に大きく寄与した、っていうか電話級が無かったら日本のアマチュア無線界は存在してないんですが、

「モールスができなきゃ無線技士なんかじゃ無い!」、っていう頑な姿勢なARRLもついに折れ、60年遅れてJAの真似っこ、アメリカでもHFに出られる電話級を作ることにしたようです。じつはわたしのUSエクストラ級もノーコードライセンスなんでエラソなことはいえませんが。

日本と違い、アメリカではアマチュアは増えている、と言われていますが、その年々増えているわずか1パーっていうのはテクニシャンのVUバンド、デースターとかそういうのが主であって、ジェネラル以上、HF帯に進む者はまれなんでしょう。NCDXCが、「もっと若者をHFに!」と叫んでるゆえんです。

10年前くらいまではコンテスト、ジェネラル級のために14225kHzや3800kHz以上でCQ出してたのがなつかしいですが、いまはそういうことは言わないねえ。

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